家族や同僚とメッセージや通話を始めるには、まず相手を友だちに追加します。ここでは「いま相手と同じ場所にいる/離れている」「年齢確認の有無」「電話帳の活用」など状況別に、最短で迷わない追加手段を整理し、操作手順と注意点をわかりやすく解説します。
用途別の最短手段で友だちを追加する方法一覧
まずは状況に応じて、最短で追加できる方法を選べるように全体像を把握します。本文では各方法の手順と注意点を個別に解説します。
- 対面:QRコードが最速。画面を見せ合って読み取れば完了。
- 遠隔:招待リンクを送るのが確実。メールや別アプリで共有可。
- 検索:ID検索は年齢確認とID公開が必要。条件が揃えば便利。
- 番号:相手の電話番号で探す方法。取り扱いは慎重に。
- 一括:連絡先の自動追加で電話帳から候補を取り込む(初期はオフ推奨)。
対面時はQRコードで素早く追加する
同じ場所にいるならQRが最短です。片方が表示、もう片方が読み取りを行うだけで、数タップで追加できます。
自分のQRを相手に読み取ってもらう
- LINEを開き、ホーム → 右上のQRアイコンをタップ。
- マイQRコードを表示し、相手に読み取ってもらう。
- 相手側の画面にプロフィールが出たら追加をタップ。
相手のQRを自分が読み取る
- 自分はホーム → 右上のQRアイコン → コードリーダーを開く。
- 相手のマイQRをカメラで読み取る。
- 表示されたプロフィールを追加する。
- 読み取りに失敗する場合は、画面の明るさを上げて反射を避け、全画面表示にすると成功しやすくなります。
- スクリーンショットのQRでも読み取り可能ですが、鮮明な画像を使うと確実です。
離れている相手は招待リンクで追加する
相手が離れた場所にいる場合は招待リンクが便利です。相手がリンクを開けば、LINE経由で追加画面へ移動できます。
招待リンクを作成して送る
- ホーム → 友だち追加 → 招待 を開く。
- 招待リンクを作成し、コピーまたは共有メニューから送信手段(メールや別アプリ)を選ぶ。
- 相手がリンクを開き、表示された画面から追加をタップする。
- リンクの転送は容易です。誤送信を避けるため、宛先を慎重に確認しましょう。
- 古いリンクで開けないときは、新しい招待リンクを作り直してください。
ID検索の前提条件と具体的な手順
ID検索は、年齢確認とID公開設定が前提です。条件がそろっていれば、相手のIDを入力して検索・追加できます。
ID検索の前提条件を整える
- 年齢確認:携帯電話会社の年齢確認を完了しておく。
- ID公開:設定 → プライバシー管理 → IDで友だち追加を許可 をオンに(必要なときだけ)。
IDで検索して追加する
- ホーム → 友だち追加 → 検索 を開く。
- IDを選び、相手のIDを正確に入力して検索する。
- 表示されたプロフィールから追加をタップする。
- 相手側がID公開をオフにしていると検索結果に出ません。別手段(QRや招待リンク)に切り替えましょう。
電話番号から探して追加する
相手の電話番号を元に追加できる場合があります。個人情報の取り扱いに配慮し、本人の同意を得てから操作してください。
- ホーム → 友だち追加 → 検索 → 電話番号 を開く。
- 国番号と電話番号を入力し、検索する。
- 該当ユーザーが表示されたら追加する。
- 番号の入力ミスが多い方法です。国番号(日本は+81)と先頭の0の扱いに注意しましょう。
- 相手の公開・プライバシー設定により、検索できない場合があります。
連絡先の自動追加をオン/オフする
電話帳に保存済みの相手を一括で候補に取り込む機能です。最初はオフで始め、必要に応じてオンへ切り替える運用が安心です。
自動追加の設定手順
- ホーム → 右上の歯車の設定 → 友だち を開く。
- 連絡先を自動追加 をオン/オフする。
- 必要に応じて 友だちへの追加を許可(自分が候補に出る設定)も見直す。
- 知られたくない相手に自分が表示されるのを避けたい場合は、友だちへの追加を許可をオフにします。
- 端末側の権限(連絡先アクセス)がオフだと、反映されません。OSの設定も確認してください。
ID公開範囲と不審アカウント対策の基本
安全に使うには、公開範囲を必要最小限に保ち、不審な申請に対する対応方針を決めておきましょう。
- ID公開は必要な時だけオン:用が済めばオフに戻す運用が安全です。
- 知らない相手からの追加は承認しない:相手のプロフィールや共通グループの有無を確認。
- 不審なメッセージやURLは開かない:個人情報や認証コードの要求には応じない。
- 問題を感じたらブロック・通報:やり取りの継続は避け、設定から制限します。
検索で見つからない・QRを読めない時の対処
うまく追加できない場合は、原因を切り分けて別手段に切り替えると解決しやすくなります。
検索しても出てこない場合
- 年齢確認やID公開などの前提条件を双方で確認する。
- IDの綴り・大文字小文字・不要なスペースを確認する。
- 検索を諦めて招待リンクやQRコードに切り替える。
QRが読み取れない場合
- 画面の明るさを上げ、全画面表示でコントラストを確保する。
- 反射や汚れを避け、カメラのピントが合う距離で固定する。
- スクリーンショットの解像度が低い場合は、直接QRを表示してもらう。
招待リンクで開けない場合
- 古いリンクの可能性があるため、新しいリンクを作成して送り直す。
- 別アプリやメール経由で再送し、環境依存の不具合を避ける。
出典:LINEヘルプセンター
